前回までの私の経験の話で、紅茶はそれほど堅苦しくならず、気軽に始めればいいんだ! とお気付きだと思います。そうなんです。「たかが日常的に飲む紅茶」ではありませんか。
でも、でも
紅茶の知識や、紅茶にまつわる話などあるともっと楽しくなるでしょうし、なにより自分が欲しい紅茶や、淹れ方などに幅が広がります。
では、第4話 「紅茶の樹」を始めましょう!
まだかなり多くの人が、特別な紅茶の樹があり、紅茶葉はそこから作られると思っているようですが、全く違います。
紅茶は常緑樹のツバキ科の中のカメリア属にあります。その下に紅茶の樹であるアッサム種、中国種、そして日本茶のヤブキタ種などがあるのです。

ツバキ科 さざんかの葉と花
ツバキの葉などを噛んでみると「強い青臭い、苦い、渋み」があります。これがカフェイン(苦味)、カテキン(渋み)の証拠です。紅茶はこのままではとても飲めませんので、この青臭くて、苦い、渋い葉を如何にしたら少なく出来るか、品種改良、製法の改良など重ねて今の紅茶葉が出来上がっています。
ですから、紅茶葉の歴史は、苦み、渋みを除く戦いの歴史でもあるのです。今の紅茶葉がある日突然出来たわけでは無いのです。
心して飲まねばなりませんね。
(一口メモ )
植物界の分類は以下です。
界 − 網 − 目 − 科 − 属 − 種 − (品種)
アッサム種、中国種は「種」です。そして、日本茶のヤブキタ種、べにふうきなどは「品種」になります。そして、政府に登録されて始めて品種として認められます。

セイロン ヌワラエリヤの茶園 6月撮影

ケニヤの茶葉、樹が若いので茶葉にも勢いが感じられます
さて、紅茶の種には、中国種(ダージリン、ケニヤ、セイロンなどの生産地の大半がこの種)、アッサム種(インドのアッサム、セイロンの低地産)があります。
特徴的な一番の違いはタンニンの含有量と、樹、葉の大きさです。
| タンニン含有量 | 葉、樹の大きさ | |
| 中国種 | 少なめ | 小さい(樹高 2-3m) |
| アッサム種 | 多い | 大きい(樹高 8-10m) |
(注)アッサム種は、タンニンが多く、酸化酵素の活性が強い為、紅茶の味、色、香りは強く出る。そのためミルク相性が良い。一方ダージリンや、セイロンのウバに代表される中国種は、高地での栽培にも適応して、昼夜の気温差から、ストレート飲用向きのデリケートな紅茶が多い。
A7.既に書いたように、単に「英国」と言う場合は、「連合王国」を意味していますので、「イングランド」 「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」を指します。(地図参照)

先ず、「イングランド」の国花は「バラ」です。

次に、スコットランド」は、「アザミ」です。

そして、ウェールズは、「ラッパスイセンー水仙」です。

最後に「北アイルランド」は「コメツブツメクサ」です。(これは、クローバーに似た三つ葉の植物です)

それぞれの花は、当時の王家の紋章であったり(イングランド、ウェールズ)、神の教義を表したものであったり(北アイルランド)、アザミなどは、「国の防衛の象徴」として用いられたり(スコットランド)と、その背景は様々です。
興味あれば、図書館で調べるなり、英国領事館などに問い合わせると良いでしょう。今日は、国花の紹介だけにとどめます。
前回までに私の「紅茶初体験」や、何十年にわたる飲む習慣など書いたところ、紅茶教室を開いているある紅茶専門店の人が、嘆いていました。
教室の生徒が言うには、
「紅茶は好きだがお湯が沸いたヤカンはヤケドが怖い」
「水を汲みお湯を沸かすのが面倒」
「紅茶を淹れている時間が無い」などなど
言い訳するらしいのです。
紅茶を淹れる以前の問題が、この国の紅茶人口の底辺拡大を阻んでいるのではないか?とのことでした。
確かに茶葉から淹れる紅茶は、多少の「手間」と「時間」をかけなければ飲める紅茶になりません。(それでもわずか15分程度ですが)
しかし、自分で淹れれば、経済的ですし、なにより自分好みの紅茶(茶葉を選ぶ楽しさ、好みの濃さに調整する、好みのカップを使うなど)が出来る上に、満足感、ゆとりなど得られます。
一方、出来合いの紅茶飲料(ペット、缶飲料)は、いかにも自分好みで選択し、個性を出しているかのような錯覚をしますが、人間が工業製品に合わせているようなもので、製品には飲む人の個性、ゆとりなどは反映されていません。(更に、たかが紅茶を飲むのに、石油関連資材をつかい、工場に設備投資をして、社会全体では、余計なエネルギー消費、資源の浪費です)
ですから、紅茶が好きにかかわらず「お湯が怖い」「面倒」「時間が無い」などは大事な自分の個性や、創造性や意思を自から「放棄」しているようなものです。(と、私は思います)
あ~あ 嘆かわしい!!!
自分の個性、意思ぐらい自分から出さなくてどうするんだ!(と、怒っているのです)
そうは言っても、実際はペット・ボトルの紅茶を飲むほうが、個人の個性、意思など関係なくマス・メディアを通して「刷り込み」をされるうちに、早く習慣化してしまう処が、情報化社会の恐ろしさでしょうか?
大げさに言えば、人間性を取り戻して自分で淹れるか、惰性に流されて「出来合い品」を飲むか、-この辺が紅茶を飲む習慣化の分かれ目、ポイントかな~と思うこの頃です。
A6.まず、GMTについて。
GMT= Greenwich Means Time グリニッジ標準時間といいます。グリニッジはロンドンの郊外にある英国の自治区の一つで、もとはグリニッジ天文台があった場所です。
ここの子午線を基点として、通信、航空、運輸などローカル時間(その国、土地の時間)で表示していては世界には分かり難いなどの時、このGMTで時間を表します。
例えば「GMT + 8」は、グリニッジ標準時間よ8時間早い時間を表します。GMT-8なら、8時間おそいことになります。(つまり、グリニッジより西に位置するところは GMT + と表し、東ではGMT-で表しますので、海外旅行する際には覚えておくと良いでしょう)
サマータイム=太陽の日照時間を最大限利用するために、GMTより一時間時計を早め、実際の社会生活、仕事など全てこの時間により活動します。ヨーロッパでは3月の最終日曜日から、10月の最終日曜日まで実施されます。
北ヨーロッパでは、夏は10:00〜11:00頃まで明るいので、AFTER 5などゴルフのONE ROUNDは、十分出来ます。また、夜の食事も、家の庭で11:00頃までワイワイやっています。日本で言う、「秋の夜長」とは、少々感じが違いますが、精一杯太陽を浴びるというのが根底にあるようです。
日本人は慣れていませんので、彼らの時間でつい夜更かしをしてしまいがちですので、十分注意されたほうが良いでしょう。
一回目で書きましたが、私の紅茶好きは、少年時代のあの鮮やかな(紅茶の)色の「刷り込み」が関係していると思っています。
小さいときの鮮やかな記憶、経験は本人が意識しなくても実は「脳」の中に生きている筈です。
私の家では、父親の農作業の合間の10時と、3時に煎茶ではなくて、抹茶を点てて、お菓子をつまみながら皆で飲む習慣がありました。
ですから、私は抹茶も好きですし、自分でお点前(おてまえー抹茶を点てること)もします。(全くの我流ですが)
この習慣は小学時代から両親が健在なほんの数年前まで続き、実家に帰るとやはり「抹茶」でした。
身の上話から、世間話までほんの20~30分です。 この習慣、環境が今の私の「パーソナリティー」(個性)に大いに関係してきたと本当に思っています。
こんな環境で育ったこと、こんな経験をさせてくれた両親に今感謝をしているのです。
皆さん!
世の中どんどん変化していきますが、「家庭=家族」が社会の最小単位であり、人間生活の始まりでありまた終わりでもあるわけで、 これは永遠に変わらないと思います。
そこで言いたいのです。
世のお父さん、お母さん、私の経験が「論より証拠」です。紅茶は、ポット(無ければ急須でも)と茶葉を用意して、お湯を沸かせばすぐ出来ます。
ここで大事なことを一つだけ!
紅茶は飲むことも大事ですが、飲むまでの「紅茶を淹れる時間、待つ時間」を楽しんでください。この「時間の積み重ね」こそが、究極で、贅沢な「紅茶の時間」になるはずです。
力を抜いて気楽にいきましょう!
失敗しても明日がある、明日失敗してもあさってが有るの気持ちです。
A5.英国のすべての人が信教の自由を保障されています。
英国ではキリスト教が主流です-英国市民の10人に1人がローマ・カソリック教会のメンバーであり、英国国教会系教会のメンバーも170万人います。
「国教会」というのは、国家の正式教会として法的に認められた教会のことです。
スコットランドには、長老派協会-スコットランドの国教会-のメンバーが110万人います。北アイルランドでは、人口の約半分が自分をプロテスタントとみなし、約40%がローマ・カソリック教徒とみなしています。
ウェールズでは、英国国教会制度が1920年に廃止されました。
このため、公認教会はありませんが、メソディスト派とバプティスト派が二大宗派を構成しています。
英国は西欧で最大のイスラム社会の1つであり、推定100万~150万人のイスラム教徒がおり、600以上のモスクと礼拝所があります。ロンドンの中央モスクとその関連のイスラム文化センターは西欧世界における最も重要なイスラム機関の1つです。
英国にはシーク教徒が40万~50万人おります。シーク教徒の最大のグループは大ロンドン、マンチェスターおよびバーミンガムに集中しています。英国における最古のシーク教寺院は1908年にロンドンに設立されました。
英国にはヒンズー教徒も32万人います。最初のヒンズー寺院は1962年にロンドンに開設され、現在では全国に150以上のヒンズー寺院があります。その他の宗教グループとしては、ユダヤ教徒が約28万5000人います。
私の「紅茶初体験」物語を聞いてもらいましょう。(残念ながら艶かしい話ではありません)
それは、45年以上も前の中学時代にさかのぼります。
私の家は田舎の「農家」でした。
貧しい農家で、コーヒーや紅茶など飲んだ記憶など無いのに、何故リプトンの「青缶」があったのか不思議です。(多分新し物好きの母親が自分で飲むため買っておいたのでしょう)
それを戸棚に見つけた私は、茶漉しに入れて、その上からお湯を注ぎ、砂糖をたっぷり入れて飲んだのです。
味は全く思い出せませんが、白いカップに鮮やかな紅茶の色だけははっきりと憶えています。
その後あまり飲むことなく過ぎ、10年ほど前から自然に飲み始め、今では大マグに2杯も、3杯(700ml~1,000ml)も飲んでいます。
ですから私の「紅茶初体験」は、「鮮やかな色をした飲み物」の思いで出であり、そして、少年時代のこのような経験が脳への「刷り込み」となって、今の紅茶好きになったと確信しています。
続きは次回で
A4.英国最大の少数民族グループはカリブ系ないしアフリカ系の人々です(87万5000人)。
次に大きい少数民族グループはインド人(84万255人)、
次いでパキスタン/バングラデシュ人(63万9390人)です。
全体として、少数民族グループはグレート・ブリテンの総人口の6%弱を占めています。
少数民族人口は1950年代から1960年代にかけてカリブ海地域と南アジア亜大陸の旧英国植民地からの大量移民で急増し、その後徐々に増えてきました。さらに、1970年代に、英国はウガンダを追われた約2万8000人のアジア人と東南アジアからの約2万2000人の難民を受け入れました。
英国には、かなりの数の中国人、イタリア人、ギリシャおよびトルコ系キプロス人、ポーランド人、オーストラリア人、ニュージーランド人、米国およびカナダ出身者も居住しています。
A3.国立公園はその境界内のすぐれた田園地方を保護するとともに、毎年そこを訪れる多数の訪問者に野外レクリエーションの機会を提供することを目的としています。
イングランドには7つの国立公園があります:
<1> ダートムーア
<2> エクスムーア
<3> レイク・ディストリクト(湖水地方)
<4> ノース・ヨーク・ムーアズ
<5> ノーサンバーランド
<6> ピーク・ディストリクト(ピーク地方)
<7> ヨークシャー・デールズ。
ウェールズには3つの国立公園があります:
<1> スノードニア
<2> ブレコン・ビーコン
<3> ペンブロークシャー・コースト
これらの3つの国立公園を合わせると、ウェールズの陸地総面積の約20%になります。
スコットランドには、4つの地方公園があります:
<1> ロッホ・ロモンド
<2> ファイフ
<3> クライド・ミューアシール
<4> ペントランド・ヒルズ
40の国定景勝区、77の国定自然保護区があります。